YOUTH WIND ORCHESTRA Winter Concert

新宿サザンテラス

相模原市橋本駅前のmewe内「杜のホールはしもと」にて、大和市を中心に活動する吹奏楽団「ユース・ウィンド・オーケストラ」の演奏会に行ってきました。

演奏リストは以下の通りです。
〜第1部〜
吹奏楽のための抒情的「祭」(作:伊藤康英)
・Canterbury Chorale(作:JAN VAN DER ROOST)
・Riverdance(作:Bill Whelan、編:Carl Strommen)

〜第2部〜
久石譲作品集メドレー
DEEP PURPLEメドレー
ニュー・シネマ・パラダイス(作:Ennio Morricone)
美空ひばり曲集メドレー

〜プログラム追加分〜
千の風になって
・天使の糧(作:Cesar Franck)?

〜アンコール〜
・不明


編成は、ピッコロ&フルートが6名、クラリネットが全12名、オーボエ/イングリシュホルンが2名、サックスがソプラノ/アルト/テナー/バリトンで全8名、ホルンが6名、トランペットが7名、トロンボーンが6名、ユーフォニアム2名、チューバ3名、コントラバス1名、パーカッション隊が6名で総勢53名でした(配布プログラムより)。実はこの規模の吹奏楽団の演奏をきちんとした場で聴くのは初めてで、着座位置もかなり前の方だったので、ちょっと肩に力が入り過ぎてしまったみたいです。

1曲目の「祭」は主に青森の民謡を用いて作られた曲。和太鼓のようなドラムがおもしろかったんだけど、1曲目だったためつい音の出所ばっかりを追いかけてしまい、あまり曲に入り込めませんでした。

Canterbury Chorale(カンタベリー・コラール)は壮大な印象を感じさせる曲。1曲目とは違って、音の入りがレベルMAXじゃないから、管楽器で演奏するには気を遣いそうな感じ。ハイビジョンのヨーロッパ紀行のBGMみたいですね好きです。ところで、この曲はいろんなレベルの吹奏楽団がやってる曲みたいですね。

今回のお気に入りはRiverdance(リバーダンス)。アイリッシュダンスをベースにしたミュージカルみたいで、このカール・ストローメン編曲のバージョンは全5曲(幕)からなっています。全編を通してソプラノ/アルトサックスのソロパートが印象的で、2曲(幕)目からはアイリッシュ感炸裂で、聴いててワクワクしてきます。その後はパーカッション隊による仮想タップ(ポリリズム)もあり、さらにアイリッシュ感が炸裂する第5幕の「Riverdance Finale」へ。そうそう、この曲も吹奏楽では定番みたいですね。


第2部の曲についてはまとめて...
ナウシカ紅の豚あたりは吹奏楽で聴くとなんか気持が前へ向かっていく感じがします。RPG的というか、冒険したい気分になりますね。ディープパープルはSmoke on the waterで手拍子してました(笑)
ニューシネマパラダイスは、アルトサックスのソロからフルートへ主旋律が渡されるのがよかったですね。美空ひばりメドレーは、お祭りマンボ?と川の流れのようにで感動しました。

プログラム追加分について...
実は、ユース・ウィンド・オーケストラの常任指揮者の鎌田由紀夫氏が今月6日に急遽されたそうで、レクイエムとしてこの2曲が演奏されました。

アンコール曲は不明ですが、以前にも何度かユース・ウィンド・オーケストラがアンコール曲として使用していたらしいAlfred Reed(アルフレッド・リード)の吹奏楽のための第一組曲 より第4楽章「ギャロップ」だったのでしょうか?非常に勢いがあって切れの良い曲でした。



そうそう、帰りに楽器屋でYAMAHAのSaxのカタログをもらってきたんですが...アルトで一番安いのでもおよそ14万円ですね。うーん・・・


BGM...吹奏楽のための第一組曲より「ギャロップ」(Composed by Alfred Reed)