In Search of Sunrise 5

Tiestoの最新作である"In Search of Sunrise 5"(asin:B000EQIOGC)、毎日聴いています。
今までのどの作品とも異なる雰囲気に最初は戸惑いましたが、だんだんハマってきてしまいました。
そんな中、お見事だなと思えるのがDisc 1の5〜7トラック、9〜10トラックの展開。
そして一番気に入ったのがトラック#14 の「Arise」ですね。
ボーカルもさることながら、ワンダーランド調の「遠いような」音使いにやられてしまいます。


Disc 2はボーカルものは最後の曲、トラック#13 Way Out West: Don't forget meだけですが、1〜3トラックでの音使い、特に高音のシンセストリングス風の広がりが素晴らしいです。
Coldharbour Sessions 2004に似た雰囲気を持ってます。
そして11〜13トラックはかなりアゲ〜な感じでノリノリです。
やっぱりTiesto氏は素晴らしいです。


面白かったのはDisc 1のトラック#8 Karen Overton: Your Loving Armsですね。
これはもとのClub Mixがこうなのか、Tiesto氏によってこうなってしまったのかわからないんですが、一見(一聞?)明らかにおかしいディストーション系のノイズが入っているんです。
「一見おかしな事してるように思えるけど、通しで見ると調和してるでしょ」という感じ。
僕はそこまで自信がないからこういう事は出来ないけど、こういう事が出来るから世界のトップDJなんだろうな、と。


今日のBGM...Parker & Hanson: Let me be (from "In Search of Sunrise 5" by Tiesto)