王者交替

1998フランス大会からスペイン代表のサッカーに注目していたけど、実は2008欧州選手権で優勝しちゃったあたりからスペイン代表には飽きてた。もちろんスペインに飽きる決定打になったのが2010南アフリカ大会なわけだけど、あれはパーフェクトフットボールなんかじゃない。攻め籠りというか、ただの時間つぶしサッカーだ。もう一度、好きだった頃のスペイン代表に戻ってほしい。ラウールが輝いていた頃の、うまくてもどこか脆さがあって応援したくなるスペインに


スペインが敗れ、イタリアも敗退。この天敵2国がいなくなるとやはり上がってくるのはドイツ。思えば2002日韓大会もそうだった。
あの時は決勝でブラジルに屈したドイツだったが、今大会のブラジルは...サッカー人口が多いだけのチーム。しかも頼みの10番が怪我で離脱というね。
逆に10番がスーパーな選手ではないかもしれないけど、層の厚さはNo.1というドイツ。


別の山から決勝に進出したアルゼンチンから見るとドイツは天敵だろう。ドイツに勝ったのは28年前のメキシコ大会決勝までさかのぼり、前々回前回と4強入りを阻止されている。実はアルゼンチンも1998フランス大会以降ずっと注目(というか応援?)しているチームだったので。なんていうかね『熱さ』がすごいんだよアルゼンチンは。個人個人の上手さはもちろんだけど、俺が突破してやる!ここは絶対守るという気迫がすごく伝わってくるんだよね。


勝戦のユニフォームがホームのアルビセレステ(白+空色)だったら結果は違ってたんじゃないかと思ってる。